オリンピックと太陽暦と太陰暦の交わる8という数字

 前回の記事「なんでオリンピックって4年に1度なの?」で、古代オリンピックが8年に一度行われていた理由は、

「一般的に使われている太陽暦の8年が、太陰暦の8年と3カ月にほぼ等しいことから、8年という周期は古代ギリシア人にとって重要な意味をもっていたため」

というのでした。でも、なぜそんなに重要な意味を持つのか、ちょっと分からなかったので調べてみました。



まず、太陽暦というのは、その名のとおり地球が太陽の周りをまわる周期のみを元にして作られた暦法。

太陽暦を使い始めたのは、今から2000年ほど前のエジプトで、毎年1回あるナイル川の氾濫と、日の出前に南東の空におおいぬ座のシリウスが現れる日が同じであるということを発見した神官達によって、1年が365.25日であることが明らかにされました。

(後にコペルニクスによって、正確には1年は365.242199日だと分かりました。)




太陰暦というのは月の満ち欠けから知る暦。

太陰暦は、月の満ち欠けを1ヶ月としますが、それだと1年の誤差が大きくて、ほぼ4年に1度程度の閏月をもうけなければなりません。

ですが、月の満ち欠けを見てそのまま日にちがわかるという長所があり(庶民には嬉しい暦ですね)、古代から使われてきたそうです。




日本でも、1872年(明治五年)までは太陰太陽暦(太陰暦を基にしつつも、閏月を挿入して実際の季節とのずれを補正した暦)を使用していました。

現在の日本では、グレゴリオ暦を使っています。(グレゴリオ暦は太陽暦の一種)




暦は、宗教行事や農業などに使うため非常に重要なものですが、なにしろ1年は365.242199日という半端な数字ですから、長い目で見てみると季節が逆転したりして、暦と季節があわなくなってしまうようです。

それで修正に修正を重ねて、3000年に1日の誤差しか生まない現代のグレゴリオ暦にたどりついたようです。



ただ、その紆余曲折の名残が現在でも残っていて、太陰暦は1年を12か月としているところに太陽暦の性格を持ち、逆に太陽暦では1か月を約30日とするところに太陰暦の名残りがあるのではないかと考えられているそうです。




で、

「一般的に使われている太陽暦の8年が、太陰暦の8年と3カ月にほぼ等しいこと」

が、なぜそんなに重要だったのかという答えですが、

まだ科学も発達していない古代においては、数字はとても神秘的であり、違う暦が交わる瞬間というのは、とても不可思議で魅力的なものだったのではないだろうか?


というのが、大学の偉い先生の研究結果…ではなく、単なる私の感想です。



最後まで読んでくれた方、こんな結果でごめんなさい…。

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